• 1.ギブサイト(ギブス石)
• 2.産地の中国雲南省 文山市
• 3.形状や特徴
• 4.中国産ギブサイト(ギブス石)の動画

ギブサイト(ギブス石)

ギブス石は水酸化アルミニウムを主成分とする鉱物で、アルミニウムを含んだ岩石が、雨や風などの自然の作用により削りとられた際にできます。
ギブサイトという名前は、アメリカの鉱物学者および鉱物収集家のジョージ・ギブス氏に因んで名付けられました。
また、アルミニウムの原料であるボーキサイトの成分の一つでもあります。

産地の中国雲南省 文山市

つづいて、産地です。

中国雲南省文山チワン族ミャオ族自治州にある文山市です。
ここではギブサイトの他にヘミモルファイトやエメラルドも産出します。

他の産地としては、インドなどの熱帯気候の土地で多く産出し、日本では球状や塊状のギブサイトが岡山県や青森県で産出しました。

形状や特徴

つづいて、ギブサイト(ギブス石)の特徴です。
白色で産出されることが多いですが、不純物を含むことによって黄色や緑を帯びたりします。
通常は放射珠状や鍾乳状、繊維状の塊で産出し、真珠光沢があります。
こちらのギブサイトはボコボコとした小さな粒状の結晶が密集して成長しています。

こちらのギブサイトも粒状の結晶で、一部分に不純物を含み黄色みがあります。

こちらのギブサイトもボコボコとしており、水色のやさしい色合いをしています。

黒っぽい母岩に薄く張り付くように成長しています。

中国産ギブサイト(ギブス石)の動画

ギブサイト(ギブス石)

ヘミモルファイト(異極鉱)