• 1.マダガスカル産オーシャンジャスパー
• 2.マダガスカル アナララバ
• 3.形状や特徴
• 4.オーシャンジャスパーの動画

マダガスカル産オーシャンジャスパー

マダガスカル産のオーシャンジャスパーです。 オーシャンジャスパーは浅瀬の海岸で採れたジャスパー質、または、カルセドニー質の鉱物です。
また、その他にも高度に珪化した流紋岩または凝灰岩のものもあります。 結晶の模様が波や波紋に似ており、また、鉱山が最初に海岸線に沿って発見された事から、オーシャンジャスパーと呼ばれるようになりました。当時は干潮時のみ鉱山へ行けたようです。
今では、少し内陸部にも鉱山が見つかり露天掘りで採掘されています。

産地のマダガスカル アナララバ

つづいて、産地です。
こちらは、マダガスカル共和国のソフィア地域圏 アナララバ産です。
オーシャンジャスパーの産地として有名な場所です。

形状や特徴

斑点や放射状に広がった結晶が特徴的です。 そのことから、オビキュラージャスパー(Orbicular Jasper：球形のジャスパー)とも呼ばれています。
これは、クォーツ(石英)と長石が針状結晶の放射状集合体で結晶化し、この種のジャスパーに見られる円柱状構造の基となっています。
また、ドゥルージー状の水晶を伴ったり、ジオード(晶洞)があったりするのも特徴です。

こちらは、別のオーシャンジャスパーです。
ゴツゴツとした原石の中に小さな斑点状の結晶が入っています。
また、ドゥルージー状の水晶を伴い、光を当てるとキラキラと光に反射します。

オーシャンジャスパーで、よく見れる典型的な模様です。

いろいろな模様をしたオーシャンジャスパーの磨き石です。
斑点模様が多くあります。

こちらは微量な鉄分が入りオレンジ色をした斑点模様の拡大写真です。
ブルズアイと呼ばれる射撃やダーツなどの標的の中心円の様な模様が入っています。

こちらはオーシャンジャスパーの丸玉です。
ところどころ石英質の結晶が入り、ジオード(晶洞)になっています。

オーシャンジャスパーの動画

オーシャンジャスパー

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