商品説明
「川端下鉱山産水晶 結晶 455g」の特徴
- 川端下産の水晶とは: 長野県南佐久郡川上村に位置する産地で、明治時代の文献にも乳白色を帯びた半透明な個体や特徴的な双晶の産出が記録されている歴史ある国産水晶
- この標本の魅力: 白濁した大ぶりな中心結晶の根元に小結晶が群生しており、底面にはセルフヒールド(再結晶)による独自の構造が発達した野生味のある形態を観察できる
- 大きさ: 94×75×62mm
国産水晶の結晶標本です。
水晶は二酸化ケイ素が結晶化した鉱物で、六角柱状に結晶することが特徴です。無色透明なものから白濁したもの、紫や黄色など様々な色合いのものが存在します。
長野県南佐久郡川上村の川端下で産出されたもので、この地域は江戸時代から金山や銀山として開発されてきた歴史を持ちます。川上村周辺は甲武信鉱山をはじめとする水晶の産地として知られています。
明治時代の鉱物学者・和田維四郎は1904年の『日本鉱物誌』で川端下産の水晶を「やや乳白色を呈し半透明なるもの多し、また日本式双晶やブラジル式双晶といった特徴的な形状の水晶が産出する」と記述しています。
こちらは白濁した水晶で、中心に大きな結晶があり、その根元部分には小さな水晶が成長しています。
光に透かすとうっすらと光を通しますが、透明な部分は見られません。
中心の水晶は、錐面が大きく発達しており、底面部分には「セルフヒールド」と呼ばれる再結晶の痕跡が見られ、小さな水晶が成長しています。写真6枚目をご参照ください。
不純物を含んだり表面を覆ったりしてベージュ色をした部分もあります。
大きさ:94×75×62mm
硬度:7
産地:長野県南佐久郡川上村川端下(かわはけ)
【参考文献】
和田維四郎『日本鉱物誌』(1904年)p.89
https://dl.ndl.go.jp/pid/832094/1/54
(国立国会図書館デジタルコレクション)
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