• 1.アゲート(瑪瑙)ジオード
• 2.産地のブラジル リオグランデ・ド・スル州
• 3.形状や特徴
• 4.ブラジル産アゲート(瑪瑙)ジオードの動画

アゲート(瑪瑙)ジオード

こちらは塊状のアゲート(瑪瑙)の原石を2つに切断したものです。
この瑪瑙の中にはジオード(晶洞：Geode)という空洞があり内側へと成長しようとしている結晶が見えます。

産地のブラジル リオグランデ・ド・スル州

つづいて、産地です。
南米・ブラジルの最南端に位置するオグランデ・ド・スル州です。
こちらの産地のアゲートは小さいサイズのものが多く採れ、7から8cm以上の大きいサイズの産出は稀です。
また、アゲート内部に小さい水晶が成長しているのが特徴です。

形状や特徴

こちらは原石そのままのアゲートの切断したものです。
切断面はアゲート特有の層状模様が入り、内側には小さな水晶が成長しているのがわかります。

続いてこちらは、先ほどの石の切断面を合わせて撮影したものです。 ボコボコとした表面をしています。

こちらは大きな空洞があるアゲートです。
内壁が薄く丸く大きなジオード(晶洞)をしています。
鉄分を含み赤みがあり、また、切断面には模様が入っていません。

写真では分かりづらいですが、こちらは水晶質の結晶が薄っすらと紫色をしており、アゲート(瑪瑙)ジオード内部がアメジストとして成長しているものです。

別のアゲート(瑪瑙)ジオードです。
切断面には羽毛の様な模様が入り、これはこの産地の特徴でもあります。
ジオード内部には水晶の他に黒い針状の鉱物(おそらくゲーサイト)も成長しています。

こちらは同じ産地のアゲートで、切断する前の塊状の磨き石です。
結晶が形成される際に水を石の内部に取り込みそのまま成長した水入りアゲートで、耳元で石を振ってみると、ちゃぷちゃぷと音がします。
この石は8千〜1万年前の地層から見つかったので、内部の水はその頃の水だそうです。
ロマンがありますね。

アゲート(瑪瑙)ジオードの動画