• 1.ベラクルスアメジスト(紫水晶)
• 2.産地のメキシコ ベラクルス州タタティラ
• 3.形状や特徴
• 4.メキシコ産ベラクルスアメジストの動画

ベラクルスアメジスト(紫水晶)

アメジスト(紫水晶)は水晶の内部に微量の鉄イオンが入り、それにより紫色をしている水晶質の鉱物です。
こちらはメキシコのベラクルス州で産出したアメジスト(紫水晶)で、美しい結晶をしています。
淡い紫色をした透明度のある細長い結晶で採れるのが特徴で、世界一美しいアメジストと言われています。

産地のメキシコ ベラクルス州タタティラ

つづいて、産地です。
タタティラは、メキシコのベラクルスの山岳地帯の中央部にあります。
美しい結晶が採れましたが、既に閉山となっています。

形状や特徴

こちらは淡い紫色をした細長い結晶です。
ブラジル産等の柱面が無く、錐面だけのツンツンとした感じの結晶とは異なり、水晶の様に細長く成長しています。
通常のアメジストは低温熱水鉱脈で採れることが多く結晶は大きく成長しないのが特徴ですが、ベラクルスアメジストは低温型水晶の中でもおそらく比較的高い温度の中で安定してゆっくりと成長したのではないかと思います。

つづいてこちらは、小さいサイズですが、双晶の様に成長しています。
また、さらに結晶表面には微細な結晶が成長してごつごつとした感じです。

こちらは母岩の上にまばらに成長した結晶です
六角柱状の結晶がバラバラに成長しています。ほんとうに水晶の様ですね。

当店の商品は母岩付きの結晶になりますが、細長く淡い色をしたベラクルスアメジスト(紫水晶)です。

こちらはベラクルス産では無く、「ウルグアイ産アメジスト(紫水晶)」です。
よく見るアメジストタイプですね。
根本がアゲート(瑪瑙)質でその上に無色の石英質、その上にアメジストの結晶が成長しています。柱面は無く錐面のみの結晶がまとまって成長しています。

ベラクルスアメジスト(紫水晶)の動画